子供の機嫌が悪いときの撮影法
東京都狛江市、調布市、世田谷エリアを中心に都内、千葉、さいたま、神川で七五三やお宮参りの出張撮影、都内の公園での撮影会をしているカメラマンの織田隆一です。
今日は子供の機嫌が悪いときの撮影法について解説したいと思います。出張撮影のご依頼ではお子様の特徴を伺っているのですが、定番なのは「人見知り、場所見知り」「カメラを向けると笑わない」「男性が苦手」ですが、撮影中に機嫌が悪くなってしまうことまでは想定できません。
備えはできても突然のアクシデントへどのように対応するか、それを知っていると、もし撮影中子供の機嫌が悪くなってしまった時などにも役立ちますので今回は子供の機嫌が悪くなってしまった時の対処について、先日の撮影の例をあげながら解説してみたいと思います。
1.落ち着ける場所の確保
撮影中にはいろんなアクシデントがあったりします。転んでしまったり、ぶつかってしまったり、おとなしく一か所に座っていても予想もつかない出来事が起こります。まず何らかのアクシデントが起きてしまい子供の機嫌が悪くなってしまったら落ち着ける場所を確保しましょう。そのまま撮影することはないと思いますが、とりあえず落ち着いて子供の機嫌をリセットすることです。
2.隣に寄り添う
子供の撮影では機嫌が悪くなってしまったらママやパパにそばに寄り添ってもらうことです。何も話さなくても構いません。隣にいて背中をさすってあげたり、トントンしてあげるだけでいいのです。泣き止んでとかもう泣かないなど言うとより機嫌を損ねてしまうことがあります。
3.子供の様子を見る
寄り添いながら子供の様子を見ます。声掛けはまだまだです。子供の機嫌が悪くなっても子供の様子をやさしく見守る。親が隣に寄り添っていることが機嫌の悪い子供にとって最大の安心材料です。安心すれば子どもは自ら何らかの行動をとるかも知れません。そうなれば次の段階に進むことができるようになるでしょう。
4.一緒に楽しむ
機嫌が回復して子供が自分でしたいことをし始めます。そこでパパやママにまたお願いをします。子供がしていることを一緒にしてもらいます。草を引っこ抜いたり、葉っぱをちぎったり、石を投げたり、虫を眺めたり。その時カメラマンは子供の仕草や行動、表情をよく観察しておきましょう。そして子供が関心を持ち、興味を持ったことに共感して一緒に楽しみましょう。一緒に楽しむということは子供とカメラマンとの距離も縮まり、楽しさから笑顔が出てくるかもしれません。そこから撮影がスタートです。
5.まとめ
機嫌が悪くなってしまった子供の撮影法いかがだったでしょうか。撮影法というよりは撮影までのプロセスの方が実はとても重要なのですね。そのプロセスは撮影までの準備と言えますが、それも撮影の中の流れですから、撮影法といってもいいでしょう。準備が整えば子供の笑顔やいろいろなしぐさも撮影でき、さらにはリクエストにも答えてくれるかも知れません。このように機嫌が回復し最終的には撮影が笑顔で終われる、ぜひ出張カメラマンの方は参考にしてみてください。
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