出張撮影カメラマンのオーディーこと織田隆一です。いよいよ今日含めて今年もあと3日。3日後には元日を迎えますね。実は出張カメラマンも暦と縁があり、おめでたいハレの日、例えば成人式やお宮参り、七五三、結婚式など日を選んでご依頼いただく方も多いのです。そこで今回はちょっとした疑問、元日と元旦の違いについて調べてみました。

元日とは

元日とは1月1日のことを指します。神道では古来から一年の最初に日である1月1日には万物に命を与えてくれる「歳神(としがみ)様」を御まつりするために特別な行事がおこなわれていました。元日が「年のはじめを祝う日」として国民の休日に制定されたのは1948年になります。

元旦とは

元旦とは一年の最初の日1月1日の朝(午前)を意味すると言われています。旦という時は日と一と言う時から成り立っており、日は太陽を、一は地平線をあらわすそうです。

お正月の風習

お正月には門松を飾ったり鏡餅をお供えしたりおせち料理を食べるなど古来から歳神様をお迎えするための慣わしが現在まで続いています。神様をお迎えすると言うことでお正月三が日に神楽を舞ったりするような神社さんもあるようです。

お正月の歌

お正月の歌と言えば、「もういくつねると・・・」から始まる歌ですね。作詞は「東くめ」作曲は「滝廉太郎」です。1番の歌詞の「凧揚げ」、「こま」は男の子の遊びなので男の子の歌、2番の歌詞には「まり」「おいばね」が出てきますがこれは女の子の遊びと言うことで、お正月の歌は子供たちの伝統的な遊びの歌と言うことが分かりますね。

寝正月の意味

寝正月と言いますが、大晦日に歳神様を寝ずにお迎えするために寝ずにいたので当然元日の昼間は寝むくなりますね。それが寝正月という言葉になったみたいです。

初夢

元日の夜に見る夢を「初夢」と言います。年のはじめ何かと縁起を担ぎたいという気持ちが初夢になったのかもしれませんね。初夢には「一富士二鷹三茄子いちふじにたかさんなすび」の夢が良いといわれていますが江戸時代の駿河国で高いとされていたもののようで、駿河といえばそう徳川家のお膝元。徳川家が作った風習ともいえるかもしれませんね。

まとめ

日本のお正月は一年の最初の日として、古来から歳神様をお迎えする風習があったと言うことが分かりました。神様を大切にしてきた日本人の風習と言うことも言えるのではないでしょうか。次回は大晦日について調べてみようかなと思います。

2020年撮影を頂いた皆様有難うございました。今年も沢山の笑顔をお撮りすることが出来ました。いよいよあと3日。皆様が無事にお正月をお迎えできますように。

2021年の七五三撮影ご依頼は3月まで受け付けております。4月以降についても現在お問い合わせは受け付けておりますので遠慮なくごご連絡ください。

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