「写真撮影が不慣れ」という不安をお持ちの方

へ私自身がしていることとをお伝えしたいと思います。

出張撮影のご依頼メールで「写真を撮られることが苦手」「不慣れ」と

言われる方がおられます。

それは当然です。私たちカメラマンでさえ撮る側から撮られる側になると

なんだかぎこちなくなってしまうものです。

今回は写真が不慣れと言う方に対して日ごろ私がどんなことをしているか

お話ししたいと思います。

目次

  • 撮影前に簡単な打ち合わせ
  • 撮影スタート
  • 無理に盛り上げない
  • お子さんに寄り添う撮影

撮影前に簡単な打ち合わせ

撮影当日はいろいろな不安や緊張があります。

それを私たちが取り払うというおこがましいことはしません。

それに焦点を当てると余計に意識してしまいます。

ですから、不安や緊張以上にまずは「撮影の流れを確認」します。

さらに「希望のショットを確認」します。

感情は変えられません、私たちにできることは

お客様に撮影に集中して頂くことです。

撮影スタート

打ち合わせが済んだら撮影スタートです。

身近な話題で会話をしたり、好きなことを聞いてその答えに共感したり

共有したり、さらには一つのテーマを決めて一緒にクリアする。

クイズの答えをみんなで考えてもらい完成させる。

共有・共感・協働を大切にしています。

するとその場の雰囲気が一気に変わります。

 

無理に盛り上げない

多くの写真撮影の現場でよく見かけることが

普段しないようなことをご家族にさせて

無理やりテンションを高めようとすることです。

これをやると一時的にはテンションは上がりますが

それは長続きしません。

大事なことはテンションを上げることではなく

非日常的な撮影現場でも日常的な楽しさを感じて頂く事です。

お子さんに寄り添う撮影

写真撮影で最も重要なことは

対象とどのようなコミュニケーション(会話)をして

良い関係性を作るかです。

そこで今回は大人の撮影を例にとって説明していきます。

「きれいに撮られたい?可愛く撮られたい?」

出会って最初は写真と関係のない会話って結構ハードルが高いですよね。

プライベートなことは最初から言いにくいものです。

なので「写真を撮る」ことに関連した会話から始めると

スムーズに話も進みます。


「昨年を色に例えると何色?」

会話が少し進んでも少し「カメラマンってこんな人なんだ」と理解して頂いたら次に進みます。

そこでいきなり「○○さんはどんな人ですか?」なんて言うことは言いません。

私生活や自分のことを話すのはまだ躊躇する人もいるので

もうワンクッションの会話。

でも少しプライベートに踏み込みます。

色と言うのはイメージしやすいので、質問した後具体的になぜその色なのかを尋ねます。

すると「昨年は白でした」と言えば

「どうして白なんですか?」と自然に白の理由を聞く会話ができます。


「今年の色はどんな色にしたい?」

最後は未来にフォーカスします。

昨年はこんな色でしたね、じゃ今年の色は?

そうやってもういつしか写真撮影の時間ではない空間になっています。

そうファンタジーな空間です。

なぜその色なのか?

ここまでくればかなり撮られることへの不安や緊張も軽くなっているはずです。

色→理由→共感

理由を聞いたらそれに共感します。

「私もそういう時がありましたね~」と同じような経験を今度はこちらからカミングアウトします。

人生の中には何か共通するような共有できるような出来事があるはずです。

それをカメラマンからもお話しします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。不安や撮られることに不慣れな方でも

話しているうちに徐々に撮られることへの意識が薄らいでいくと思います。

感情は変えられません。

しかし、話す、考えるという行為を通して、感情を和らげていくことができます。

まぁこのような感じでいつも撮影していますのでもし興味を持っていただけましたら

ぜひ撮影ご依頼ください。

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