世田谷・狛江・調布をメインに都内近郊で家族撮影をしている出張撮影カメラマンの織田隆一です。

神社での出張撮影カメラマン禁止になったり、撮影制限を設ける神社さんが増えています。その理由は主にカメラマンの撮影行為によるもの。家族が七五三やお宮参りの参拝で写真を撮ることに対して「撮るな」とは言えない神社さんの立場を考えるととても心苦しさを感じます。そこで今回はカメラマンの神社撮影について書きましたのでカメラマンはじめご家族の皆さんにもぜひ読んで頂けたらと思います。

今神社出張撮影カメラマンに必要な意識

神社施設は自分のスタジオや公園とは違う

ここを意識することがまずは根本です。神社という場所はどんな場所なのか?カメラマンも神社に入ったら参拝者のひとりとしての立ち振る舞いをすることが望まれます。おしりをついて座ったり、寝そべったりして写真を撮ることや、狛犬に登ったり、石塔や木に登って撮影したり、その上に子供を乗せるなどの行為は神社では控えましょう。

他の参拝者への譲り合いの精神

撮影に夢中になるあまり他の参拝者の動線を遮ったり、見栄えの良い場所を陣取って我が物顔で撮影しているカメラマンをよく見かけます。他の参拝者に対しても譲り合いの精神で並んで待っているご家族に配慮しましょう。プロのカメラマンですから短時間で良い写真撮れるはず。

危険地帯には立ち入らない

カメラマンから見て「写真映えする」場所であっても立ち入り禁止や危険個所には決して入ってはいけません。まずは子供、ご家族の安全を優先しましょう。こういう現場を神社さんが見れば何らかの対策を撮らなくてはなりません。そこで撮影業者の申請など行う神社さんも出てきています。本来しなくてもいい仕事を私たちカメラマンの行為によってさせてしまっているのはとても残念なことです。

私たち出張カメラマンにできること

神社撮影をするカメラマンとして私たちにできることはまだまだあります。心掛け次第でトラブルを回避できることがたくさんあります。神社という場所を理解し他の参拝者への優しさをもって撮影するならば問題は起きないはずです。

 

日本出張撮影カメラマン協会

「顧客のニーズにこたえるために神社さんとのより良い関係づくり」を大切にしたカメラマン団体【日本出張撮影カメラマン協会】を設立しました。まだ任意団体ですがいつか法人化していく予定です。出張カメラマン向けの「神社撮影マナー講習会」も19回行っており現在300名以上のカメラマンさんたちに参加頂きました。協会のフェイスブックページはこちら

都内の神社関係者の方との交流も定期的に行っていて、得た情報をカメラマンの皆さんにお伝えするツールでもあります。ぜひカメラマンの皆さんはチェックして頂けたら嬉しいです。