七五三神社出張撮影のルール

七五三やお宮参りの神社仏閣撮影のニーズが増え続けている今、神社撮影のマナーが悪いと神社仏閣さんからの評判が悪くなってしまっています。ニーズは増えているだけにこれではもともこもありません。そこで今回はこれから出張撮影を始めるカメラマンから、撮影はしているけれどルールとかマナーとか知らないだらけというカメラマンさん向けに、とりあえずこれだけは知っておこうというルールをお伝えします。

船橋市七五三出張撮影

七五三出張撮影

お客様から神社への撮影許可連絡

七五三、お宮参り参拝の日時が決まったらまずはお客様から神社仏閣に連絡して頂き、出張撮影カメラマンが同行することを伝えてもらい承認を得て頂きます。まずは撮影前のここからが出張撮影のスタートになります。

撮影当日は一参拝者としてのふるまい

神社仏閣に訪れたらまずは参拝者のひとりとして手と口を清めお賽銭箱の前で神様仏様にご挨拶をします。その次に受付に行きスタッフの方に撮影の趣旨をお伝えし承認を得ます。中には挨拶なしで、それもご祈祷もせずに写真だけ撮って帰るカメラマンも見受けられます。そのことを施設側はどのように思っているでしょうか。

神社仏閣は写真の背景ではない

このことをよくよく理解しておくこと。神社撮影初心者の方はこのような意識を持つのは難しいかもしれませんが、公園などの公共の場所とは違い宗教施設なのです。見栄えの良いロケ撮影場所、背景というわけにはいきません。例えばきれいな洋服を着ているので一流ブランドの店舗で写真撮影を30分も1時間もしていたらどうでしょうか。お庭がきれいだからと他人の家の庭に入って座ったり木に登ったり、椅子に腰かけたりしながら写真を撮っていたらどんな気分になるでしょうか。

カメラマンである前にいち参拝者としての自覚

七五三、お宮参り撮影の依頼を受けて神社やお寺に赴き写真撮影をする出張撮影という仕事はカメラマンとして当然の行為ですが、宗教施設に入ったなら一参拝者としての自覚をもって振舞うことが求められます。それが嫌であれば神社出張撮影の仕事自体を考えなくてはならないのではないでしょうか。

神様の通り道「正中」を知っていますか?

神社の正面、または参道の真ん中は正中と言って神様の通り道と言われています。神社関係者の皆様は正中をとても大切にしておられます。横切るときも一礼をして横切ります。それだけ正中というものを大切にしているわけですから、その気持ちを私たちも受け止めていかなくてはならないでしょう。

鳥居をくぐるときは一礼をする

面倒くさいかもしれませんし、何だか照れ臭いかもしれませんが、鳥居から中は神域です。私たちカメラマンは神域で撮影をさせて頂くわけですから謙虚な姿勢で立ち振る舞うことが求められます。自分の意識に一区切りつける意味でも鳥居をくぐるときは一礼をしましょう。入るときはよろしくお願いします、出るときはありがとうございました。

日本出張撮影カメラマン協会

日本出張撮影カメラマン協会ではほぼ毎月「神社撮影マナー講習会」を開催しています。神社撮影での心掛けから具体的な撮影の作法についてお伝えしています。12年の活動の中から得た知識を神社関係者さんとのコミュニケーションの中から、知っておくべきことに絞ってお伝えしていますので興味がある方はぜひ参加してみては如何でしょうか。フェイスブックページがありますのでぜひご覧ください。

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