出張撮影カメラマンとして学んだことは「すべては人」だということ
こんばんは、七五三、お宮参りの出張撮影、撮影会カメラマンの織田です。今日は出張カメラマン10年の活動の中で学んだことの一つについて書いていきます。
カメラマンにもいろんなジャンルがあり、いろんな活動をしている人がいますが、結局のところ人だということです。
その人とつながりたい、その人と一緒に仕事がしたい、あるいは顧客から愛されている人を見るとやはり「人」だなと思えることが10年の活動の中でたくさんありました。
この業界には写真館であったりフリーのフォトグラファーであったり、ジャンルもウェディング、学校写真、ファミリーフォト、広告、ファッション、アートなどいろいろあります。
同じ出張カメラマン仲間の中でつながり続けている人はカメラマンとしての実力以上に「人」として尊敬できる人です。
カメラマンである前に人として成長する
この10年、家族写真や子供写真をずっと撮り続けてきました。
途中、東日本大震災もあり写真とは何か?家族とは何か?
を深く考えさせられる経験もしました。
当初カメラマンとして活動していた人たちがどんどんやめていく姿も見ました。
そして今では出張撮影ブームの中で日々カメラマンになる人が増え続けています。
これからこの出張撮影業界はどうなっていくのかカメラマンたちが集まるたびに議論をします。
写真とは何か?人を撮るとはどういうことか?プロカメラマンとは何ぞや?
そんなことをカメラマンと話しているときにもふとみんなの答えは
「人としてどうあるか」
カメラマンとしての技術を身につけることはとても大切です、もちろんブランド力を高めたりすることも大切ですが、私が注目しているのはそこではなくやはり「人」なのです。
なので私自身に対しても
「カメラマンである前に人として成長しているか」
その視点で自分をこの10年間見てきましたし、チャレンジもしてきました。
おかげさまでいろいろな人から支えてもらってカメラマンとしての活動を続けてこられていますが、その理由はまさに「人として成長する」にまじめに取り組んできたからこそだと自負しています。
これから出張撮影フォトグラファーになる人に伝えたいこと
写真のテクニックを学ぶことも大事です。
撮影テクニックを磨きつつ「人」としての成長にも意識を持ってほしいと思います。
それは人として成長していくといろんなチャンスに巡り合えるからです。
そして他人からの信頼も得られるようになります。
さらに自分を好きになることもできるからです。
専業で行うプロカメラマンであっても副業で行う週末カメラマンであっても同じです。
人として成長するためには以下の3つがとても参考になります。
・私はどうなりたいのか?
・そのためにどう行動するのか?
・行動してみたらどうだったのか?
なりたいイメージを明確にしてそのための行動を起こし結果を自分で評価する。
当然、カメラマンとしての試練も経験するでしょう。
しかし、その試練はいつの日か成長という形で自分に返ってくることでしょう。
「人を撮るということは自分を撮ることと同じ」
自分で自分を撮る(自撮り)ときにどこに注意して撮りますか?
綺麗に見える角度ですか?格好よく見える角度ですが?
自撮りする時、自分の良いところを撮ろうとするでしょう。
人を撮るのもそれと同じです。
その人の良いところを見つけそれを写真に写しこむ。
そのためには人を見る目を養わなくてはなりません。
人を見る目、それは自分が成長した分だけ養うことができます。
自分自身を見る目を養うことで人を見ることができます。
なので人を撮る人は、自らの成長に最も意識を払うことが大切だと思います。
ファミリーフォトを撮っていていつも感じることは、もっと成長して、もっと被写体の良さを見つけ写真に写してあげられるはず。
これからも日々、良い写真を撮っていくために自分が「人」として成長していくためのチャレンジを怠らず活動していきたいと思います。
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