子供写真

を撮る場合、

子供に対してどんなアプローチをするのかに焦点が当たりがちですが

実は最も重要なことはセルフコントロールです。

撮影がスムーズに進めばいいのですが

そんな時ばかりではありません。

子供が泣いてしまったり、イヤイヤになったり

大人のリクエストに対して反発したり。

いろんな困った場面が想定できます。

すると多くの場合は周りの大人が必死になって子供の困った行動を止めさせようとします

「泣かないで、〇〇買ってあげるから」

「イヤイヤ言うなら〇〇買ってあげないよ」

「そんな態度していると〇〇するよ」

いずれも一瞬子供の困った行動は止まるかも知れませんが

直ぐにまた繰り返すことが多いのです。

大人の必死さも分かります。

しかし、ここは冷静になって考えなくてはならない場面なのです。

よってカメラマンは誰よりも冷静に状況を把握し自分自身の思考と行動をコントロールしなくてはなりません。

「このまま撮影を続けるよりもちょっとインターバルを置こうかな」

「辛そうだから少し休憩しようかな」

子供をコントロールしようとすれば脅したり、罰を与えたり、強要したり

することをついつい大人はやってしまいます。

しかし、子供をコントロールするよりも自分自身をコントロールすることです。

子供の写真撮影にはこのセルフコントロール力もとっても重要なのです。

撮影を成功させるためにはまず、状況を把握し、適切な行動をすることで

子供の撮影は成功により近づいていきます。