七五三の撮影依頼を出張カメラマンにする場合の手順について解説します。

いよいよ七五三シーズンに突入です。スタジオや写真館で前撮りされた方も最近では神社仏閣で参拝をするときにカメラマンを同行させる出張撮影がかなり流行になってきましたね。

そこで、カメラマンの立場から、撮影を申し込む際の手順について説明したいと思います。というのは、ネットで調べてこのカメラマンさんにお願いしたいと言ってもなかなかスムーズにいかなかったということを聞きます。これから依頼をされる方にとってスムーズに撮影依頼ができるために少しでも参考になればと幸いです。

1.まずはお参りの候補日を3つ決める

出張撮影を依頼する場合、ほとんどの場合はすでにカメラマンさんが決まっている場合が多いと思いますが、いざ申し込んでみたらスケジュールが合わずに他のカメラマンに依頼したという話をよく聞きます。

そこでまずは候補日を2~3つほど決めておき、問い合わせをします。そうすれば3つの候補の中のひとつくらいは撮影可能な日があるはずです。ピンポイントでひとつだけだと家族全員の日程を再調整しなくてはならなくなります。忙しい方にとっては、連絡のやり取りを減らしたいところですよね。ですのであらかじめ複数の候補日を決めて問い合わせることをおすすめします。

さらに撮影日は大丈夫でも時間帯が合わないということもあります。その場合も想定し同じ日でも複数の時間帯で候補日を作ることをおすすめします。大まかには●月●日午前、午後などを複数。しかし、ここではまだ申し込みません。

2.神社仏閣に連絡し出張撮影カメラマンOKかの確認を

候補日が決まって次にすることは、神社仏閣に候補日でご祈祷の予約が可能かどうかを確認します。秋になるとお祭りや祭礼などがある場合があります。また、婚礼行事が入っている場合ですとご祈祷や撮影ができなかったりすることがあります。さらに大切なことが、出張撮影カメラマンが同行することをお伝えして了承を得ておいてください。

3.カメラマンに問い合わせ

ここで初めてカメラマンに問い合わせ&予約です。候補日3つを伝え、その際出張撮影カメラマン同行はすでに神社の了承を得ているということを伝えておきましょう。もし撮影場所に制限がある、カメラマンの事前申請が必要である場合はそれもカメラマンに伝えておきましょう。

4.撮影に関しての希望を伝えましょう

例えばどんな写真を撮りたいか?これは早い段階でお伝えしておきましょう。こんな雰囲気でこういう写真が欲しいです、とはっきりと伝えます。それをカメラマンに伝えることで撮る写真をお互いに共有できることになります。この共有しておくということがとても重要です。

5.子供や家族に関しての情報を伝えておきましょう

何歳の子ども、何人で参拝、兄弟、神社との関わりなどカメラマンにお知らせしましょう。例えば人見知り、カメラを向けると笑わない、とても元気でいつも動いている、など伝える情報というのは探してみると結構多いものです。また新艇的な特徴などもお知らせするといいでしょう。

6.当日の撮影の流れを確認

これはカメラマン側からお伝えすることではありますが、ご依頼者からも積極的に聞いておくとよいと思います。例えば、「何時からご祈祷の予約をとろうと思っている」とかご祈祷前に撮影を終えたい、逆に撮影を終えてからご祈祷するなどなど、自分からもカメラマンに希望を伝えておくとカメラマンもそれに合わせて撮影の流れを提案してくれたり説明してくれるはずです。

7.神社仏閣にご祈祷の予約

カメラマンの予約が確定したらここでご祈祷の予約です。

8.ご祈祷の予約が取れたらカメラマンに報告

ご祈祷の予約が取れたら、また撮影に関することで言われた内容があればすぐにカメラマンにお知らせしてください。

9.まとめ

このように七五三神社仏閣出張撮影について、依頼の手順の解説をさせて頂きました。参考になったでしょうか。初めて出張撮影をご利用される方は何から進めていったらいいか分からない場合もありますので、この手順を参考になさってみてくださいね。

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