出張撮影カメラマンの織田です。本日は相羽建設さんのモデルハウス「つむじ」での撮影イベントでした。撮影用に作られた場所ではなく、普通に生活できる空間。その空間で如何に良い写真を撮るかが問われます。

15~20分撮影、10分編集・DVD書き込み、その場でテレビでお写真をお見せしてお持ち帰り。このイベントを年に5回、10年行っています。結構過酷。本日も12家族お撮りしました。

最近はおうちスタジオと言って、自宅をスタジオ風にアレンジして撮っている人も増えてきましたが、私がおうちスタジオ撮影会を始めたのは10年ほど前。お客さまのおうちにお邪魔してスタジオ風にアレンジして撮ったのが最初でした。

最近はアレンジをすることはほとんどなくおうちそのままの状況で撮影することが多いです。この相羽建設さんもまさにすでにあるおうちの構造を生かして自然の光で撮ったり、ストロボを使ったりしながら撮っています。今回はモデルハウスで撮った写真をご紹介しながら、どんな風に撮ったかを解説したいと思います。おうちスタジオをしている人、する予定の方々の参考になればと思います。

と言うことで本日お撮りした写真まず4枚がこちら。

ISO1000、1/100、2.8、195mm

ISO1000、1/100、2.8、175mm

ISO1000、1/100、2.8、160mm

おうちスタジオ

ISO1000、1/100、2.8、165mm

こちらの4枚はすべて自然光で撮りました。外は霧雨。時間は17時。ストロボを使ってもっと明るく撮ることも出来ましたが、暗くてもいいから窓から入る弱い光を使い、ママとお子様の穏やかな時間を表現してみました。画像的には荒くなります(ISO1000)がストロボを前から使うとこの雰囲気は出ませんね。
ISO1000、1/100、2.8

お部屋の構造物を利用すれば前ぼけも簡単に作れます。

私は少ない自然光の光を使ってこんな写真を撮ることは今まであまりなかったのですが、昨年からお付き合いさせて頂いている「.with&photo」のミンちゃんの影響もあり、このような写真が撮りたいなと思って少しずつチャレンジしています。

自分が撮りたいと思う写真に適した光がある場所を探す

明るい写真も好きですが、このように親子の穏やかな時間を表現するならこのくらい落ち着いた雰囲気で暗めの露出設定をします。

その場合は最大限自然の光を利用できる場所を選びます。言い方を変えれば自分が撮りたいと思う写真に適した光がある場所

逆にストロボを使ってお子様を撮影した写真は次回ご紹介しますね。

ご自宅にお伺いして撮影するおうちスタジオ撮影は随時受け付けていますのでぜひお問い合わせください。