七五三神社参拝が初めてのママやパパの役に立つ情報をお届け。今回は七五三撮影で親が気を付けることについてお伝えしたいと思います。基本的に七五三は子供の成長を祝う行事ではありますが、どちらかというとやらなくてはならないイベント的要素が強いと感じます。よってまずは本来の七五三の意味を知ることが大切です。

【もくじ】
子供が気分良く過ごせる雰囲気づくり
子供に対してつべこべ言わない
行儀をあまり意識しすぎない


子供が気分良く過ごせる雰囲気づくり

七五三の意味を知ったうえで、七五三撮影で親が気を付けることのひとつ目は、子供が気分良く過ごせる雰囲気をつくるということです。よくありがちなのは着物を着たり、草履を履いたりすると、慣れないためにうまく歩けなかったり、着物を汚したりすることがあります。そんな時は無理に草履を履いたりせずに普段履き慣れている靴で参拝しても構いません。なるべく子供の負担を減らし、本来の目的であるお参りに集中するのをおすすめします。

写真撮影においては第三者的立場のカメラマンがしっかりとお子様の様子を見ながらタイミングよく草履を履かせ写真を撮ってくれるはずです。

子供に対してつべこべ言わない

着物を着るなどおしゃれをすると子供にとってはテンションが上がってしまう場合もあります。境内でふざけたり、走り出したり、じっとできなかったり。そのたびに親がつべこべ言っていると徐々に子供の機嫌が悪くなっていき、いざ写真を撮るというときに言うことを聞かず大人たちを困らせるということがあります。

そんな時は最初に一言、今日はこうしてほしいという気持ちを伝えて、つべこべ言わずに静かに見守りつつ、時より方や背中をとんとんしてあげると子供も落ち着きやすくなります。

行儀をあまり意識しすぎない

ご祈祷やご祈祷待ちの時間に子供がぐずることがあります。ご祈祷や控室での時間は子供にってみればわけのわからない退屈な時間です。しかし、親は周りの目線が気になったり、場所柄行儀良くさせようとしている姿をよく見かけますが、行儀が急に良くなることはないのです。

行儀が気になったら「今日は何の日なのか」を心の中で意識するとイライラも軽減できるはず。神様は行儀の悪い子供を見てもここまで育ってきた成長にやさしく微笑んでくれるはず。さらに待合室であれば、飲食も可能ですのでちょっとした口に入れるものを準備しておくといいでしょう。さらにはちょっとした隙間時間に遊べるおもちゃもあるといいですね。

<まとめ>
七五三撮影で周りの大人に気を付けてほしいことは、とにかく優しく見守ってもらいたいということ。写真撮影はカメラマンに任せてください。出張カメラマンは子供を撮るエキスパートです。写真が上手ということ以外に子供をあやしたり、雰囲気づくりも含めてプロフェッショナルだということです。そのために日々子供への接し方に磨きをかけています。