出張撮影カメラマン&写真講師の織田隆一です。
今日は出張カメラマン向けの記事をお届けします。
神社出張撮影マナー講習会
ここ2~3年、七五三やお宮参りの神社参拝の様子をプロのカメラマンに撮影依頼する神社出張撮影が注目されています。
依頼数は年々倍増していて、神社に行くと1家族に1人のカメラマンが付いているということもあったりします。
やはり家族の大切な記念行事を写真に残しておきたいという需要はこれからも増えていきそうです。
しかし、一方では出張カメラマン禁止の神社仏閣さんも増えて来ています。
そこで「どうしたらお客様のご要望に応え続けていくことができるのか?」を考えて現在、出張撮影カメラマン向けの神社撮影マナー講習会をほぼ毎月開いています。
次回は12月11日(水)10時半~12時半に新宿で開催です。
神社撮影の注意点は2つ
私達一般人にはなかなか分かりにくいのが神社とはどんな場所かと言うことですね。
実際に細かい知識はなかなか得られにくいのが実情です。
なので撮影でお邪魔した際に神主さんから聞いたマナーに関してのアドバイスをもとに講習会の資料を作っています。
よく考えれば「神職の方が大切にされていること」それを知ることで
私達がどう振舞うかが分かってくるのではないかと思うのです。
神社出張撮影マナー講習会では、「そもそも神社とはどんな場所なのか」と言うことを理解した上で、撮影の際には次の「2つの配慮」が必要ですとお伝えしています。
1.神様や神職の方に配慮した撮影
2.他の参拝者に配慮した撮影
この2つの配慮がとても重要なのです。
配慮と言っても人によって物事の捉え方が違いますのでこの辺りをひとつは目安いにして頂けたらいいのではないでしょうか。
神社とはお参りする場所であり写真を撮る場所ではない
よく神職の方から聞くのは
「神社は写真を撮る場所じゃないからね」
と言うことです。
カメラマンが神社に行き写真を撮る場合はそこを理解しておくことですね。
出張撮影禁止の原因はカメラマンの配慮のなさと言われても仕方がありません。
講習会参加者からの感想
・これから神社撮影をしようと思っていたので不安が解消された
・何に注意したらいいのか分からなかったのでひとつの基準が分かってよかった
・今まで撮影していてあいまいだった部分が明確になった
・神社の特有のルールがあるということを知れてよかった
・撮影小物の使い方が分かってよかった
・神職の皆様が何を大切にしているのかを知ることができてよかった
このような感想を毎回頂いています。
これからも七五三・お宮参りの出張撮影を続けていけるよう私たちカメラマンも自助努力をしていきたいと思います。
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